MTBスクール&ライドもやってますよ🚲

先日、「MTBを持っているのに山を走る基本を知らないので、教えてほしい」というリクエストがありました。
ガイドプランには出していませんが、スクールも依頼があればやっています。

というわけで、マンツーマンで朝から昼過ぎまでみっちりやっておきました。
お題は「山の中を走る基本を身につける」といったところ。

  • 基本的な乗車姿勢と体の使い方
  • 下り、曲がり、登り、それぞれ実践
  • ルートの見方
  • ルートの探し方(マニアックすぎるか笑
  • 装備のあれこれをちょっとだけ、等いろいろ

こんな感じでした。

前日に雨が降ったのとスキル面から、いつも走っているトレイルではちょっと危ないと思い、宿毛市総合運動公園にあるMTBコースを使ってみました。宿毛市とは2018年の前半くらいまでは自転車関連で関わりがあったのですが、それ以降はいろいろ理由があって絡みはありません。

さて、気になるコースはどうなっているでしょうか。
ってのは後半に書いてありますので、スクロールどうぞ笑

コースであれこれ練習して、登れなかったり下れなかったりした箇所をほぼクリアできるようになってもらい、近所のトレイルを走りに行きました。
もともとそれなりに体力のある方だったので、反復練習してもちゃんとこなせました。素晴らしい!
今回のゲストさん(生徒さん?)は平日休みの方ということで、私と仲間の平日遊びグループで輪が拡がるといいな~とか思ったりしました笑
MTBというかアウドドアを趣味にしていると、平日休みの方が有利なんですよね。

そんなわけで、マウンテンバイクやってみたい!という方はお問い合わせよろしくお願いします。
ガイド中と同じで、MTBはもちろんE-MTBのレンタルもあります。

 

そして、オマケコンテンツです。

 

宿毛市のMTBコースについて

 

全部で4箇所あるのですが、一つ(東コース)はもともとあった遊歩道ですね。何も変わっていないので、どうコースとして造成したのかは謎な感じです。水はけも悪く(もともと悪い箇所多い)、初心者というかお試しでレンタルMTB借りて遊んだ人が泥で汚れると萎えるかもしれませんね。遊歩道というわけで、コースには歩行者も入るということらしく鈴を装着して走ってくれとのことでした。

※鈴つけていれば相手が避けてくれるという意味ではなく、最低限の他力本願装備ですね。

コースディレクター竹之内悠氏のコメントに『持続可能かつ誰でも楽しめるコース』とあります。『持続可能』はちょっと意味が分からないんですが、『誰でも楽しめる』というのは達成できていません。

「お、MTB乗れるのか。初めてだけどやってみよう!」(ちなみにレンタルあるようです)、という人は危険なのでやめておいたほうがいいです。スタッフがレクチャーしてくれるわけでもなさそうですし(スクールあるのかもしれません、要問合せ)。「コース難易度」という表示がありますが、4つのコースには3,4,5の表示しかなく、「誰でも楽しめる」というのはどこへやら?です。難易度1と2が無いのは謎です。

ということは、スポーツとして自転車やってる人かマウンテンバイカー向けのコースなのでしょう。しかし、走ってみても何も楽しい箇所もなく、唯一西コース?はマシかもしれない程度ですね、一瞬で終わりますが。その西コースも初心者は押して登って押して下ることになるでしょう。北コースは、側溝を塞ぐ蓋としてすのこ状の木道がありますが、半分腐ってていつ崩壊するか不明な状態ですし、初心者には危険な斜度の下りもあってちょっとね、、って感じでした。けが人が出ませんように。
呆れたので、南コース?は走っておりません。

コース作りに関わってなくてよかった。というのが率直な感想です。

コース脇のパンプトラック(のようなもの)

MTBerなら「誰がこんなもん作ったんだよ、、┐(´д`)┌ヤレヤレ」というクオリティです。減速効果抜群の人工芝マットまで敷いてます笑
パンプトラック走ったことがない人が作ったんだと思います。SBAAの補助金も、ここに使われていると思うと泣けてきます。
こんなことなら、2018年当時に市役所の担当者に補助金の存在を教えなければよかったな、とか思いました。

宿毛市のコース紹介はこちら

まぁそんなわけで、見事に「褒めるところがないMTB愛ゼロのコース」という感じでした。スクールやるにはちょどいいくらいに月に数人しか利用者がいないようで、ちょうどいいかもですね。いち宿毛市民として、スクールの申し込みがあれば活用させていただきます。

自転車を活用したまちづくり、とまで言うならもうちょっとがんばってもらえませんかね。
今後に期待しております。